八丈島でのムロアジ釣りの道具レビュー!初心者向けのおすすめタックルと釣り方解説

Tackle仕掛け

八丈島は東京から約300km南に位置する美しい離島で、釣り好きにはたまらない豊かな海が広がっています。初心者でも楽しめる釣りスポットが多く、ムロアジカンパチといった魚を狙うことができます。しかし、釣りを始める際には、道具選びが重要です。この記事では、八丈島での釣りに最適な初心者向けのおすすめタックルや、釣り方の解説を詳しく紹介します。これから釣りを始めたい方や、八丈島で初めて釣りをする方にぴったりの情報をお届けします。


八丈島の釣りの魅力は、その多様性と豊富な魚種です。初心者でも堤防やお手軽な磯から簡単に釣りが楽しめ、釣れる魚の種類も豊富。さらに、八丈島周辺の海は深く、海流が良いため、大物も狙えるポイントが多くあります。

八丈島で釣れる主な魚種

  • ムロアジ: 堤防釣りで狙いやすい。初心者でも手軽に釣れるため、最初に挑戦するのにおすすめ
  • カンパチ: 大物を釣ってみたい方に人気。手軽に海流が強い場所で挑戦できます。

海釣り初心者がカンパチを釣りあげる動画


釣り道具は、経験や釣りたい魚種によって選ぶべきものが異なりますが、初心者向けにはシンプルで使いやすい道具がおすすめです。以下では、サビキ釣りムロアジメインターゲットとした八丈島で釣りを楽しむために最適な初心者向けの釣りタックルを紹介します。
カンパチ狙いのタックル・仕掛けはガイドサービスでレンタルがありますので、こちらをご利用ください。

① ロッド(釣り竿)

初心者におすすめのロッドは、長さが3~4.5m程度のものです。短かい(3m)ロッド程使いやすく、長め(5.3m)のロッドは遠くに投げやすいというメリットがあります。

  • おすすめモデル: シマノの「ホリデー磯」などは、初心者でも扱いやすい価格帯でありながら性能も良好です。
  • 選び方のポイント: 釣りたい魚種に合わせて硬さを選びますがムロアジなら2~3号相当でいいでしょう。おすすめは4m程度のロッドです。

② リール

リールは、使いやすく信頼性の高いものを選ぶことが大切です。初心者にはスピニングリールが特におすすめです。

  • おすすめモデル: シマノの「サハラ4000XG」軽量で初心者でも簡単に使いこなせるリールです。
  • 選び方のポイント: 3000~4000番のリールが初心者には適しており、八丈島の魚を十分に引き上げるパワーを持っています。

③ ライン(釣り糸)

ラインは、ナイロン製かPEラインが一般的ですが、初心者にはナイロンラインが扱いやすいでしょう。太さは3~5号程度が適しています。

  • おすすめモデル: サンラインのナイロンラインが信頼性が高く、巻きグセ・劣化対策にも優れています。私はサンライン一択です。

④ 釣り針と仕掛け

初心者には、あらかじめ仕掛けがセットになっているサビキ仕掛けや、釣り針が既にラインに結びつけられているものが便利です。

  • ウキ止め糸・ゴム:ウキ釣りには必須のアイテムです。こちらから使用方法をあらかじめ予習しておきましょう。
  • シモリ玉:シモリ玉とは、ウキ釣り仕掛けでウキ止めとウキの間に使用されるパーツで、ウキがウキ止め糸を抜けてしまわないようにする役割があります。
  • 中通しウキ:目印として、仕掛けの位置やエサの状態、魚のアタリを知らせる、狙ったタナに仕掛けを漂わせる、潮の流れや方向、スピードを伝える、仕掛けを遠くに飛ばす役割があります
  • 仕掛けからまん棒:ウキを使用する際に糸絡みが発生するのを防ぐ効果があり
  • サビキ仕掛け: 小型の魚を大量に釣りたいときに有効です。おすすめはハヤブサの小アジ専科6号ピンクスキンです。私はいつもこれで釣っています。釣れます!

釣り道具が揃ったら、次は釣り方の基本を押さえましょう。ここでは、初心者でも簡単に挑戦できるサビキでの釣り方をご紹介します。

① サビキ釣り(ウキ釣りVer.)

サビキ釣りは、初心者に最も人気のある釣り方です。複数の釣り針に小さなエサが付いている仕掛けで、ムロアジなどの群れを狙います。

  • 道具: 竿、リール、サビキ仕掛け一式、バケツ、アミエビ(エサ)タオル・クーラーBOXなど
  • 釣り方: コマセカゴにアミエビを詰めて、サビキ仕掛けを海に投入し(10mほど沖に投げる)、ウキが馴染んだら1度上下に動かして網からコマセを放出します。そのうち群れが回ってくるので、複数の魚が一度にかかることも多々あります。なので群れが回遊してくるまで粘りましょう。カゴにアミエビがなくなったと思ったらリールを巻いて仕掛けを回収し、再度、仕掛けを投げましょう。朝・夕方のまずめ時がおすすめ

八丈島には、初心者でもアクセスしやすく、かつ魚影が濃い釣りスポットがいくつかあります。ここでは、特にムロアジ釣りにおすすめの場所を紹介します。

① 八重根漁港(やえねぎょこう)

八丈島でそんなにメジャーではありませんが、地元の人がよく行く人気のある釣り場の一つ。岸壁からサビキ釣りやウキ釣りができ、ムロアジがよく釣れます。足場も良く、車横付けトイレもあり、すぐ近くにエース釣り具があるので、家族連れや初心者に最適です。

  • ポイント① ムロアジがよく回遊してくる場所、港内は広いが回遊してくる場所としない場所が存在する。とりあえず空いてるからココでとなると釣れないことが多いが、ポイント①に入れば効率よくムロアジが釣れる。
  • ポイント②ここもムロアジが回遊してくる場所、島の人じゃないと、まずココでは竿出さないようなポイントで、他の魚の魚影も濃いのでぜひ試してみてほしい。

いずれも狙うタナはカゴまで2ヒロ程度だ。釣れだしたら手前に寄せてきて、効率よく釣ろう。

② 神湊港(かみなとこう)

八丈島では観光の人にも、そこそこ知られていて、魚種が豊富な港。底土港や八重根港程メジャーではありませんが、ここも地元の人がよく行く人気のある釣り場の一つ。岸壁からサビキ釣りやウキ釣りができ、ムロアジがよく釣れます。足場も良く、車横付けできて、トイレもあり、すぐ近くに神湊釣り具があるので、家族連れや初心者に最適です。

  • ポイント① 通称タンク下。ムロアジがよく回遊してくる場所、港内は広いが回遊してくる場所としない場所が存在する。とりあえず空いてるからココでとなると釣れないことが多いが、ポイント①に入れば効率よくムロアジが釣れる。
  • ポイント②ここもムロアジが回遊してくる場所、島の人じゃないと、まずココでは竿出さないようなポイントでムロアジ専門で狙ってください。
  • ポイント③ここはムロアジはあまり期待できないが、ウキ釣り・サビキ釣り・ブッコミ釣りでいろんな魚が釣れる西風が強風の際に重宝するポイントです。

③ 藍ヶ江港(あいがえこう)

八丈島では観光の人にも、よく知られていて、魚種が豊富な港。ここも底土港や八重根港程メジャーではありませんが、ここも地元の人がよく行く人気のある釣り場の一つ。岸壁からサビキ釣りやウキ釣りができ、ムロアジがよく釣れます。足場も良く、ポイント①車横付けできて、すぐ近くにトイレクジラが見える(12月~5月)もあり、おしゃれなフードとドリンク・八丈島のおしゃれなお土産も購入できるあいがえスタンドがあり、釣り旅行のスポットとしても、家族連れや初心者に最適です。

  • ポイント① ムロアジがよく回遊してくる場所、港湾内、内向きに釣り座を構える。意外といろんな魚種が入ってくるのであなどれないポイントです。ポイント①に入れば効率よくムロアジが釣れる。
  • ポイント② ここは、中級者向きになりますが紹介します。ムロアジはあまり釣れませんが、つれる魚種は豊富で、魚影が濃い。ウキ釣り仕掛けでエサをオキアミでやるとオキアジ・メジナ・ナンヨウカイワリ・シブダイ(夜釣り)などの魚がよく釣れます。エサ取りのダツとイスズミが多いので工夫が必要。また、ムロアジの泳がせ釣りでも、ヒラマサ・カンパチ・キハダマグロ・黒カッポレ・タマンなどが狙える。
  • ポイント③底物で人気のポイントになります。海底は根が荒く、潮流が当たって右からでるサラシの影響でエサがたまりやすく、石鯛や石垣鯛がよく釣れる。ウキ釣りでは、メジナが釣れる。ここもエサ取りが多いので工夫が必要になります。

釣りを楽しむためには、道具や技術だけでなく、以下の注意点も守りましょう。

  • 安全第一: 特に堤防や磯での釣りでは、ライフジャケットの着用が推奨されます。また、天候の急変に備えて、天気予報を確認してから釣りに出かけることが大切です。
  • 漁業関係者への配慮:漁業従事者は生計を立てるために漁港を使用しています。適切な距離をとり、邪魔にならないように配慮することが求められます。
  • ゴミや釣り具の持ち帰り:釣り人が放置したゴミや釣り具は、漁港で働く人々にとって大きな問題になります。 特に釣り糸や針は漁具に絡まったり、船の設備に損傷を与える可能性があります。 釣りを楽しんだ後は、必ず自分のゴミや釣り具を持ち帰り、漁港をきれいに守っていこう

八丈島の美しい自然を守るために、ゴミは必ず持ち帰り、釣り場を清潔に保ちましょう。また、サイズが小さすぎる魚はリリースするなど、資源保護にも配慮しましょう。


八丈島は、初心者でも気軽に釣りが楽しめる豊かな自然に囲まれたスポットです。この記事で紹介した初心者向けの釣り道具釣り方を参考に、八丈島での釣りを存分に楽しんでください。また、釣り道具は八丈島のエース釣具店でレンタルもできるため、旅行者でも手軽にチャレンジできます。

八丈島で釣った魚を持ち帰り、私が店長を務める地魚干物食堂 藍ヶ江水産で調理することもできるので、釣りの楽しみがさらに広がります。豊かな自然と新鮮な海の幸を存分に味わえる八丈島で、ぜひ釣りの醍醐味を体験してみてください!


この記事では、釣り初心者に向けて、八丈島での釣り道具の選び方や釣り方を解説しました。また、八丈島のおすすめ釣りスポットも紹介し、初心者でも楽しく釣りを楽しめる情報を提供しています。

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